跳び箱が怖くて跳べない小学生へ|原因と練習のポイント【さいたま市の体操教室】

学校体育の跳び箱で、「跳ぶ直前になると止まってしまう」「怖くて手を着けない」「何度練習してもうまく跳び越せない」というお子さまはいませんか?

跳び箱が怖いと感じるのは、決して珍しいことではありません。

跳び箱は、助走・踏み切り・手で身体を支える動作・体重移動・着地など、いくつもの動きを短い時間の中でつなげる運動です。そのため、どこか一つがうまくいかないだけでも、「跳べそうにない」「ぶつかりそう」と感じ、怖さにつながることがあります。

さいたま市大宮区にある体操・アクロバットスタジオ「acroba(アクロバ)」でも、子どもたちの現在の動きを確認しながら、必要な動作を一つずつ練習していくことを大切にしています。acrobaでは、体操などを通じて基礎身体力・基礎運動能力を養い、それぞれの目標に向かって取り組む気持ちを育むことを指導の目的としています。

今回は、跳び箱が怖くて跳べないときに考えたい3つのポイントと、保護者の方に知っておいていただきたいサポート方法をご紹介します。

「怖い」はやる気不足とは限りません

「もう少し思い切って跳べばできそうなのに」

見ている大人は、そう感じることがあるかもしれません。

しかし、跳び箱の前で足が止まってしまう子にとっては、「やりたくない」のではなく、身体をどう動かせば跳び越せるのか分からないことが怖さにつながっている場合があります。

例えば、

  • 助走から踏み切りまでのタイミングが合わない
  • 両足で強く踏み切れない
  • 跳び箱に手を着いて身体を支えることが怖い
  • 前に体重を移動させる感覚がつかめない
  • 過去に失敗した経験から怖さが残っている

など、つまずくポイントは一人ひとり異なります。

だからこそ、いきなり「○段を跳ぶ」ことだけを目標にするのではなく、どの動きで困っているのかを見つけることが大切です。

跳び箱でつまずきやすい3つのポイント

1.助走のリズムが合っていない

跳び箱では、跳び箱そのものだけでなく、その手前の助走も重要です。

助走のスピードが途中で落ちたり、踏み切り板の直前で歩幅を合わせようとして細かい足取りになったりすると、思うように踏み切れません。

特に怖さがある子は、跳び箱に近づくにつれて無意識にスピードを落としてしまうこともあります。

このような場合には、最初から跳び越そうとするのではなく、まずは助走から踏み切りまでをスムーズにつなげる練習に分けて取り組みます。

「どのくらいの距離から走ると動きやすいか」「どんなリズムなら踏み切りやすいか」を確認するだけでも、その後の動作が変わってきます。

2.両足で踏み切れていない

もう一つ確認したいのが、踏み切りです。

走ってきた勢いを使いながら、踏み切り板で両足を使って身体を上方向・前方向へ運んでいきます。

ところが、片足ずつ踏み切っていたり、踏み切る直前に身体が止まってしまったりすると、十分な動きにつながりません。

その状態で何度も高い跳び箱に挑戦すると、「やっぱり跳べない」という経験が積み重なり、さらに怖くなることもあります。

そのため、必要に応じて跳び箱を跳び越すことから離れ、踏み切り動作だけを練習することも有効です。

「両足で踏み切る」という一つの動作に集中できる環境をつくり、少しずつ次の動きへつなげていきます。

3.手を着く位置と体重移動がうまくいかない

助走と踏み切りができても、跳び箱に手を着いた瞬間に止まってしまう子もいます。

ここで大切になるのが、手で身体を支えながら、身体を前へ運んでいく感覚です。

手を着く位置や身体との距離が合わないと、身体を前へ移動させにくくなります。

また、「手を着いたら顔から落ちそう」という怖さを感じる子もいます。

この場合も、いきなり完成形を繰り返す必要はありません。

低い高さや取り組みやすい環境で、まずは手を着いて身体を支える感覚を経験する練習から始める方法があります。

「跳ぶ」前の段階練習を大切にしています

写真は、acrobaで跳び箱に取り組んでいる場面です。

高い段数をただ何度も跳ぶのではなく、子どもの動きを確認しながら、講師がすぐ近くで補助できる環境をつくっています。

写真のような練習でも、「何段跳べたか」だけを見るのではなく、助走、踏み切り、手の着き方、身体の運び方など、それぞれの動きを確認していきます。

怖さが強い場合には、さらに難易度を下げて、

  • 踏み切りだけを練習する
  • 低い高さで手を着き、身体を支える
  • 講師の補助を受けながら動きを経験する
  • できるようになった動作を組み合わせる

といったように、段階をつくって取り組むことができます。

acrobaの通常クラスには、幼児体操や小学生体操などのクラスが設定されています。幼児体操の対象には初級・中級が、小学生体操の対象には入門、初・中級、上級などが設けられています。

最初に改善しやすいポイントは「跳び越すこと」だけではありません

跳び箱が苦手な子を見ると、どうしても「あと少しで跳べそう」という完成形に目が向きます。

しかし、実際の指導では、完成形だけを見るのではなく、その前の動作を細かく確認することが重要です。

特に確認したいのは、助走から踏み切りまでの流れです。

ここが整ってくると、毎回違う位置から跳んだり、跳び箱の直前で止まったりすることが減り、その先の動作を練習しやすくなります。

一度に全部を直そうとするのではなく、

「今日は踏み切りができた」
「今日はしっかり手を着けた」

というように、小さな目標をつくることも、怖さのある子には大切です。

家庭で無理に跳び箱を再現しない

保護者の方からすると、「家でも何か練習させてあげたい」と思うかもしれません。

ただし、家庭にある椅子や机、ソファなどを跳び箱の代わりにして練習することはおすすめしません。

跳び箱は、助走して勢いをつけた状態で、踏み切りや支持を行う運動です。十分なスペースや適切な器具、補助のできる環境がない場所で無理に再現するのは避けましょう。

家庭でのサポートとして大切なのは、技そのものを教えることよりも、

「前より助走が止まらなくなったね」
「今日は手を着けたね」

など、結果だけではなく、できるようになった動作を認めることです。

「○段を跳べた・跳べなかった」だけで判断しないことが、次の挑戦につながります。

怖さの原因に合わせた練習を

同じ「跳び箱が跳べない」という悩みでも、原因は同じとは限りません。

助走で止まってしまう子と、踏み切りはできるけれど手を着くのが怖い子では、必要な練習も変わります。

そのため、まずは現在の動きを見て、

どこまではできているのか
どこから怖さが出ているのか

を整理することが大切です。

一つひとつできる動きを増やし、それをつなげていくことが、跳び箱への苦手意識を小さくしていく一つの方法です。

よくある質問

跳び箱を怖がっていても体操教室に通えますか?

はい。苦手なことがある状態から体操を始めることもできます。

最初から高い段数を跳ぶことだけを目標にするのではなく、現在できる動きを確認しながら段階的に取り組むことが大切です。

小学生になってからでも練習できますか?

acrobaには小学生を対象とした体操クラスがあります。クラスによって対象学年や受講条件が異なるため、最新のクラス情報をご確認ください。

家でも跳び箱の練習をしたほうがいいですか?

家庭の家具などを跳び箱代わりにして跳ぶ練習は避けてください。

家庭では、学校や教室でできるようになったことを聞いたり、小さな変化を認めたりするなど、気持ちの面からサポートすることをおすすめします。

さいたま市で跳び箱を練習したい方へ

「学校の跳び箱が怖い」
「何度やっても踏み切りが合わない」
「どこを直せばいいのか分からない」

そんなときは、まず現在の動きを確認してみることが大切です。

acrobaでは、体操をはじめ、トランポリン、アクロバット、トリッキング、エアリアルなどを通じて、子どもたちの運動能力向上をサポートしています。

怖さの原因は一人ひとり異なります。体験レッスンで現在の動きを確認してみましょう。

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